■環境・体制整備について
児童の主体的な学習習慣が身に付いてきたことで、学習する場を各自で判断して行う様になってきております。主体的な活動を尊重しつつ、毎日用意されたプログラムにも参加を促すなど、活発な交流時間が子どもたちの社会性や自立活動の促進へ繋がっているものと感じます。細かな環境整備では、個別に普段の生活で慣れたデジタル時計を増やすことや、時間の確認を長針と短針の数字で確認するなど、児童に応じた対応が行えています。子どもたちが落ち着きやすく過ごしやすい環境作りを重視したスペース活用を行っておりますので、細部に渡ってスタッフで話し合いながらその環境を作り上げています。 就労支援事業所「クロスウォーク」との連携により、クロスウォークのメンバーが清掃や除菌作業を行い、子どもたちの様子や成長を気にする言葉をクロスウォークの活動時間内にあげるなど、温かい関係性が構築されていると感じます。当事業所は、完全バリアフリー化をはかってはおりません。利用開始時にその旨をお伝えし、ご利用をいただいております。室内は、段差がある場所には全て適切な手すりを設けており、通常のトイレ設備とは別に、ゆったり広めのトイレ設備が一つあります。また、室内の装飾物を簡素化することや、段差移動に時間がかかる児童がいる際は、待つことやサポートすることを大事にし、環境支援を第一に考えた心のバリアフリー化に努めております。
■業務改善について
日々のミーティングや支援会議と合わせて、情報共有や支援内容の打ち合わせを目的として毎月実施している職員間でのケース会議、その他に全体ミーティングを全職員参加で毎月行っております。活動計画として月間スケジュールを作成し、各ご家庭に配布し、その他に個別トレーニングなどの活動を保護者と共有しながら行っております。なかなか利用に繋がっていないが保護者としては相談を受けて欲しいとの声がありましたが、レスパイトケアも兼ねているので今後は利用の少な目な児童についてもこちらからお声掛けをして相談時間を作っていきたいと思います。日常の連絡だけでは補えない事業所全体の案内に関しては、今後も継続的に定期発行の通信紙やホームページから情報発信していきます。定期的な研修の開催とスタッフの参加が継続されていることで、全体の支援力の向上がなされていると感じます。専門的な研修を事業所内で実施していくとともに、今年度は、スタッフの福祉支援力をレベルアップさせるための人権擁護と虐待防止の研修を注力して行っていきたいと考えております。
■適切な支援の提供について
活動プログラムの立案は、児童の利用時間外にスタッフ全員が関わって話し合って決めています。決められた月間の計画を毎月、紙媒体の配布にて情報発信しています。児童の状況や集団の状態を第一に考えた活動プログラムをチームで立案し、全体でのプログラム、中小チームのプログラム、個別のプログラムと言った活動単位を考えた支援活動を行っています。また、季節をテーマにした活動計画や地域課外活動も計画に取り入れています。一定の時期や特別な対応を検討する場合については、個別対応時記録をとっており、継続的な支援へつなげるためのフォーマットとしています。日々の記録とともに毎月行う全体会議と全体研修の場で情報共有から、必要な対応方法を皆で考えていく支援の態勢は今後も継続してブラッシュアップしていきたいと考えます。保護者アンケートでは、学齢が上がって個別にサポートをお願いしたいといった要望も見られたことから、学年や生育期に応じたプログラムの計画を考えていきたいと思います。
■関係機関や保護者との連携関係機関や保護者との連携について
おひさまでは、地域に活発な活動を行う保護者会や当事者会があり、当事業所が参画する「村上市家庭教育支援チーム」とも連携して、イベント活動等を行っています。当社代表が村上市家庭教育支援チームの別法人理事となったことで、連携の取りやすさが生まれています。協働で支援する世帯などもあるため、しっかり情報を共有して支援活動に臨んでいきたいと思います。必ずしも保護者同士がここで交わりたくないとう少数意見があることや、他に同様の活動をされている地域のコミュニティが存在することから、当事業所独自の保護者コミュニティの創出は検討しておりません。既に存在する保護者コミュニティグループとの連携や村上市家庭教育支援チームとして、積極的に関わらせていただきます。
■保護者への説明責任等について
活動内容や支援の内容、利用者負担についての説明を必ず利用前に行っており、定期的な面談時間で、補足を行うこともあります。リーフレットやインターネット上での情報配信も継続的に行っています。別途の実費負担が発生するプログラムなどでは、案内を事前に周知し、参加出欠をとっております。個別の昼食手配についても、ルールを決めた上で対応出来ており、強度行動障害の対応者についても適切な間食時間を設けるなど、保護者と連携して工夫を行っています。お子さまの体調や気分、その他をお互いに記入する連絡帳も導入しており、共有が図れるようにしています。また、日々のお迎え時にも口頭での報告、連絡や気になることがあれば、こちらからもしくは、保護者の方からお話が出ることもあります。おひさまでは全職員が支援員として児童との関わり合いを持っており、送迎時の職員も支援に入っていて、お話しした内容は全職員に共有されるので安心してくださいと保護者へ伝えてあります。広報紙としては毎月のおひさま通信を保護者向けに配布しています。合わせて毎月の活動計画予定表もお配りしています。現在は、児童の様子をもっと知りたいといった保護者の方の需要に対応した、活動時の写真を見ながら注文が出来る、オンライン写真サービスも提供しております。
■非常時の対応について
緊急時対応マニュアルを総括ファイルとして作成し、内訳に防犯・感染症・防災、その他虐待防止を各マニュアルとしてファイリングしています。防災対応と合わせて虐待防止に関する内容もミーティングや研修において周知、共有されています。おひさま通信や不定期の連絡紙などで、個別に案内や連絡事項をお伝えしておりますが、より周知しやすい方法を検討し、有事の際にしっかりと機能できるようにして参ります。マニュアルを元に、分かりやすく配布資料として作成していきたいと思います。現在、毎月の活動日のなかに月ごとに項目を選び、安全の日として子どもたちとの訓練時間をもっております。それ以外に職員だけでの訓練も実施しております。地元の警察署や消防署と連絡を取り合い、指導をいただくことや、出張講座による機会も設けています。また、所内には複数の場所に緊急時連絡一覧表を掲示してあります。また、事業所の指定避難場所は村上南小学校となっており、上記の移動訓練を行うとおおよそ30分程度かかります。そこでおひさまの避難場所として、県立特別支援学校(徒歩5分)を避難場所としていただける許可を得ておりますので、何パターンか分けての避難訓練を随時行います。