Q1.子どもの活動等のスペースが十分に確保されているか
学習をする部屋や遊びの部屋、おやつを食べたり交流をする部屋といった目的を各部屋に持たせており、情報の入り込みを防ぎ、集中しやすい環境を作るために(子どもたち自身が創作した展示物等を除いて)装飾品や掲示物も室内には貼っていません。時計もシンプルな掛け時計とデジタル置き時計を設置しています。子どもたちが落ち着きやすく過ごしやすい環境作りを重視したスペース活用を行っておりますので、細部に渡ってスタッフで話し合いながらその環境を作り上げています。
本年度はコロナの影響もあり、自粛期間中に地域の企業と連携させていただき、自スペースをお借りして活用させていただきました。
アンケートのご意見欄には、走り回れるスペースがあり、ストレス発散になっているとのご意見がありました。環境を工夫して実現しております。
子供たちの距離が近くなることで交流が起きやすいメリットと、見放される子どもがでないような見守りやすさがメリットとしてあります。個別に対応できるスペースを一部屋増やしましたのでクールダウンルームや、面談室として活用されています。
アンケートのご意見欄には、走り回れるスペースがあり、ストレス発散になっているとのご意見がありました。環境を工夫して実現しております。
子供たちの距離が近くなることで交流が起きやすいメリットと、見放される子どもがでないような見守りやすさがメリットとしてあります。個別に対応できるスペースを一部屋増やしましたのでクールダウンルームや、面談室として活用されています。
Q2.職員の配置数や専門性は適切であるか
おひさまは事業所の設置に定められた必要な人材要件や人員数を、利用するお子さまの人数に関わらず、開所時から常に上回って配置してまいりました。
福祉のサービス事業所として「人から人へ」のサービスを大事に考え、人材の育成やおひさまとしての組織の成長を大事に考えております。
ご意見欄にはマンツーマンになるほど、職員の人数が豊富とのご意見がありました。今年度より徒歩10分圏内の場所に事業所を増設し、自事業所間連携を活用したスタッフの加配と、別予算から支給された人件費によるサポートメンバーをユニットとして現場に配置されています。
福祉のサービス事業所として「人から人へ」のサービスを大事に考え、人材の育成やおひさまとしての組織の成長を大事に考えております。
ご意見欄にはマンツーマンになるほど、職員の人数が豊富とのご意見がありました。今年度より徒歩10分圏内の場所に事業所を増設し、自事業所間連携を活用したスタッフの加配と、別予算から支給された人件費によるサポートメンバーをユニットとして現場に配置されています。
Q3.事務所の設備等は、スロープや手すりの設置などバリアフリー化の配慮が適切になされているか
当事業所は、完全バリアフリー化をはかってはおりません。利用開始時にその旨をお伝えし、ご利用をいただいております。室内は、段差がある場所には全て適切な手すりを設けており、通常のトイレ設備とは別に、ゆったり広めのトイレ設備が一つあります。また、室内の装飾物を簡素化することや、段差移動に時間がかかる児童がいる際は、待つことやサポートすることを大事にし、環境支援を第一に考えた心のバリアフリー化に努めております。
Q4.子どもと保護者のニーズや課題が客観的に分析された上で、放課後等デイサービス計画が作成されているか
個別支援「計画書」を作成するにあたっては、相談支援事業所との連携や定期的なモニタリングを行っております。情報共有や支援内容の打ち合わせを目的として毎月実施している職員間でのケース会議、その他に全体ミーティングを全職員参加で毎月行っております。活動計画として月間スケジュールを作成し、各ご家庭に配布し、その他に個別トレーニングなどの活動を保護者と共有しながら行っております。
Q5.活動プログラムが固定化しないよう工夫されているか
毎月の活動計画は季節や天候なども考慮して計画するとともに、ホームページ上でも公開しておりますが、様々な体験活動が行えるように考えております。集団活動とは別に個別の生活トレーニングや学習支援なども常時、実施しております。ご家庭だけでなく学校にも活動予定をお渡しするようにしておりますので、より連携のとれた活動内容にしていきたいと思います。
また、ご意見欄には「様々、豊富な活動をしていると思う。」とありました。
Q6.放課後児童クラブや児童館との交流や、障がいのない子どもと活動する機会があるか
毎月の地域との交流を一つの目的とした課外活動である、公園や公共施設、民間のショップなどへの外出活動を行っておりますが、本年度はコロナの影響もあり、活動の範囲が限定的となりました。特に、公園では他の児童との関り合いや遊びの時間が発生し、プラスの要素が強いと考えております。児童館や児童クラブとの交流に関しては、過去の体験がネガティブになっている児童も存在し、一定の距離や時間を持ってからの機会を作っていきたいと考えています。
Q7.支援の内容、利用者負担等について丁寧な説明がなされたか
初回の面談時に活動内容や支援の内容、利用者負担についてのご説明をさせていただいております。定期的な面談時間もとっておりますので、その際に補足を行うこともあります。リーフレットやホームページ上でのご案内も行っています。別途の実費負担が発生するプログラムなどでは、必ず案内を事前に行ってからの参加出欠をとっております。
ご意見欄には「毎日の支援内容をわかりやくす送迎の先生が説明してくれる」とありました。
Q8.日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解ができているか
主に面談時に聞き取りを行うとともに、おひさまでの活動状況や気になること、成長が見られることなどを共有する時間をもっています。お子さまの体調や気分、その他をお互いに記入する連絡帳も導入しており、共有が図れるようにしています。また、日々のお迎え時にも口頭での報告、連絡や気になることがあれば、こちらからもしくは、保護者の方からお話が出ることもあります。
Q9.保護者に対して面談や、育児に関する助言等の支援が行われているか
定期的な面談と、個別に相談などをお受けする面談が行われております。その際に、おひさまでのお子さまの様子をお伝えするとともに、場面ごとの接し方によるお子さまの変化や反応についてもお伝えしています。どのような声掛けや接し方がコミュニケーションを取りやすいか等をお伝えしたり、他の子供たちとの関わり合いで距離の保ち方が上手になってきています等をお伝えしています。ご意見では「気になることがあれば、すぐに面談や電話での助言を受けられる」とありました。
Q10.父母の会の活動の支援や、保護者会等の開催により保護者同士の連携が支援されているか
おひさまでは、地域に活発な活動を行う保護者会や当事者会があり、お声がけをして保険の勉強会等を開催したり、「村上市家庭教育支援チーム」にも所属していることから、チームとしてのイベント等を案内しております。必ずしも保護者同士がここで交わりたくないとう少数意見があることや、他に同様の活動をされている地域のコミュニティが存在することから、当事業所独自の保護者コミュニティの創出は検討しておりません。既に存在する保護者コミュニティグループとの連携や村上市家庭教育支援チームとして、積極的に関わらせていただきます。
Q11.子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知・説明し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか
コミュニケーションや社会性の育成を一つの重要な支援要素として捉えているおひさまでは、児童間でのトラブルや、おひさまを利用中のトラブル事項に関しては、状況把握の徹底と連絡ツールや送迎時のご家庭への情報共有で、大きく発展させないように努めております。当事者である児童が第一に大事と考え、関わる児童達の未来に寄り添っていけるよう尽力してまいります。
Q12.子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮がなされているか
児童の利用にあたっては、見通しがたった活動時間を送れるように、一日の予定を毎日の到着後すぐに、紙で見せながら説明をしています。習慣化することで意思の疎通や情報伝達が行いやすくなるようにしています。課外活動や外出を伴う活動時には、事前学習時間を設けたり、写真やスライドをスクリーンに映して説明をしています。保護者の方とのコミュニケーションは、極力丁寧な面談やり取りの時間と、電話や連絡帳等を通じて情報が共有しやすくなるように努めております。定期的に補足説明が必要な活動内容については、別紙でお便りを作成して配布しております。
Q13.定期的に会報やホームページ等で、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報や業務に関する自己評価の結果を子どもや保護者に対して発信しているか
おひさま通信として活動内容を写真とテキスト文章で作成し、開設時より毎月配布しております。連絡事項等があれば別紙作成の連絡案内紙とは別に、同じ内容をそちらに掲載することもあります。毎月の活動計画予定表については、前月の中旬頃に配布しております。特に、活動内容についてはSNS中心に随時情報発信しております。本年度より、連携事業所であるクロスウォークのメンバーが得意なパソコンを活用して通信などの作成に携わっているので、より充実しているのがアンケート結果からも現れているように思います。
Q14.個人情報に十分注意しているか
個人情報の取扱いに関して、毎月行っている全体研修時にスタッフで話を持つことがあったり、疑問や気になることがあれば、相談や指摘を行いやすい職場環境作りに努めております。個人名や写真が印刷されたプリント用紙はシュレッダーストックに置くようになっており、まとめてシュレッダーをかけて廃棄しております。広報誌などの掲載写真や氏名等については、目的や内容の説明を行うことと合わせて、同意書を保護者の方と作成しています。
Q15.緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを策定し、保護者に周知・説明されているか
緊急時対応マニュアルを総括ファイルとして作成し、内訳に防犯・感染症・防災等を各マニュアルとしてファイリングしています。そのほか、虐待防止マニュアルも作成しています。おひさま通信や不定期の連絡紙などで、個別に案内や連絡事項をお伝えしておりますが、より周知しやすい方法を検討し、有事の際にしっかりと機能できるようにして参ります。マニュアルを元に、分かりやすく配布資料として作成していきたいと思います。
Q16.非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出、その他必要な訓練が行われているか
現在、毎月の活動日のなかに月ごとに項目を選び、安全の日として子どもたちとの訓練時間をもっております。それ以外に職員だけでの訓練も実施しております。そのほか、地元の警察署や消防署と連絡を取り合い、指導をいただいております。また、所内には複数の場所に緊急時連絡一覧表を掲示してあります。ご意見欄にも「毎月、避難訓練が設けられている。」とありました。
事業所の指定避難場所は村上南小学校となっており、上記の移動訓練を行うとおおよそ30分程度かかります。そこでおひさまの避難場所として、県立特別支援学校(徒歩5分)を避難場所としていただける許可を得ておりますので、何パターンか分けての避難訓練を随時行っています。
Q17.子どもは通所を楽しみにしているか
開所時から通じて大変ありがたいことなのですが、直接の保護者の方からの声と連絡帳や面談時にお話しをお伺いする際などに、「おひさまに行きたいと言っている」「楽しみにしている」と伝わることが多くあります。ひと口に楽しいといっても、自分の勉強時間を楽しみにしていたり、日々新しいことに挑戦していく子供たちの「楽しい」という言葉には、多くの学びも含みます。保護者の方の声も傾聴し、学習支援の時間を増やしたり、活動内容に工夫を加えるようにしております。
Q18.事業所の支援に満足しているか
率直に、多くの保護者の方から評価をいただくアンケート結果となりまして有難く感じております。活動内容に関しましてはご協力やご理解を賜ることも大変多くございます。子供たちとご家庭と一緒になって、地域の中でともに成長していくおひさまでありたいと、変わらず考えております。今後とも、よろしくお願い申し上げます。